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グリーンキーパーのひとり言6

春! ゴルフシーズン到来です。プロトーナメントもオーガスタで開催される「マスターズ」をはじめ、世界中で大きな大会がスタートします。
我々の仕事も、地温の上昇と共に芝が動き出し、非常に忙しくなります。これまでお話してきた通常作業に加え、「更新作業」と呼ばれる芝を活性化させるための様々な作業が、この時期に集中します。本来なら今回はそのような話をすべきですが、最近この忙しさで少し疲れています。
こんな時、春のコース内を歩いていると私ばかりでなくプレーヤーも癒してくれるのが、色鮮やかな「花」です。清澄のコース内には多くの花木が植えられたり、自生しており、最も多くの種類が楽しめるのが春です。今回はコースメンテナンスから少し「コーヒーブレイク」して、コース内の花について話をしてみたいと思います。
 
■ サツキ・ツツジ類
 
5月になると当倶楽部は進入路からサツキとツツジでお客様をお出迎えします。入口付近は高い「ひな壇」になっているので、是非、車のスピードを落として入場してください。

  • 入口門のサツキ

  • ひな壇のサツキ

その他にもツツジ類はコース内、いたる所で見ることが出来ますので、ティーまわりに目を向けて、気持ちを落ち着かせてからティーショットして下さい。

  • コース内のツツジ①

  • コース内のツツジ②

  • コース内のツツジ③

  • コース内のツツジ④

  • コース内のツツジ⑤

  • コース内のツツジ⑥

■ サクラ
 
日本の春と言えば「サクラ」です。コース内にはソメイヨシノだけでなく、シダレザクラや八重ザクラ、そして元々自生している山桜などが見られます。特に13番ホールや16番ホールの山桜は、桜吹雪が舞うようになるとグリーン上も桜色に染まります。「ラインの邪魔」などと野暮なことは言わずに、この時期の限定品と考えお楽しみ下さい。

  • 湖岸のサクラ

  • シダレザクラ

  • 山桜

■ 花壇
 
ハウスまわりには緑の中に色鮮やかな花壇があり、この時期は大きな株のパンジーが満開です。ゴールデンウィーク明けには次の花(?)に入れ替わりますので楽しみにしていて下さい。

  • 花壇①

  • 花壇②

  • 花いかだ

■ その他の花木

  • ハナミズキ

  • ヒョウガミズキ

  • トサミズキ

  • ライラック

  • ハクモクレン

  • ヤマブキ

  • レンギョウ

  • ボケ

  • トキワマンサク

  • ブルーベリー

  • ハナカイドウ

  • ツバキ

広いコース内にはこれらの写真になった花がどこかにあります。私自身、見逃しているものがまだまだありますが、プレーの際には 時々、ボールやカップから視線をはずして、この花たちを探してみてください。きっと次のホールは「パー」、あるいは「バーディー」かも知れません。

清澄ゴルフ倶楽部 グリーンキーパー 野呂田 峰

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