コラムColumn
グリーンキーパーのひとり言14
備品整備
2006年01月01日
新年、明けましておめでとうございます。
このショートコラムを月1ペースで書き始めて、第14話。 つまりもう2年目に突入しています。今後も何らかの話題を見つけながら出来る限り続けていきたいと考えています。
この冬は、気象庁も暖冬予想を一変して「20年ぶりの寒波」に修正発表しています。そのためかどうかは定かではありませんが、昨年末、清澄ゴルフ倶楽部では、珍しく嬉しい出来事がありました。
たった1日ですが、8羽の白鳥がシンボルの池に飛来したのです。おそらく毎年やって来る県内の池に降りる前に「氷が張った清澄の池」を見て羽を休めたのでしょう。
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白鳥飛来①
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白鳥飛来②
冬の時期、芝が休眠中の我々の仕事は、落葉清掃やシート掛け、樹木の枝打ちや排水工事等々、これまでにコラムでも書いてきたようなものがメインですが、この期間中にコース内にある備品(ティーマークや灰皿、ホールカップなど)の整備もします。
バブル期に揃えた高価な物が多く、昨今の管理費では簡単に買い換えることは出来ません。(笑)
そのため、順番に回収しては再塗装するのですが、ティーマークなどは東松山の花(ボタン)をシンボルマークにしているため、多色塗装となり、かなりの時間を要します。みんなにとっては寒い中、大変な作業ですが、若いコースマンの「物を大切にする心」が芽生えるように毎年続けています。
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備品整備中①
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備品整備中②
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備品整備中③
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備品整備中④
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備品整備中⑤
そして、お正月といえば「門松」でしょう。
ゴルフ場では、門松づくりに必要な材料は全て自前で揃える事ができます。コース管理には必ず器用な人がいますから、これも「年中行事」となりました。もちろん門松は年末年始の限定品ですから、是非ともこの期間にご来場下さい。
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門松製作中
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18年度門松
我々コースマンの仕事は、「自然との戦い」ですから、今年も色々な事があると思いますが、精一杯がんばりますので、本年もよろしくお願い申し上げます。
清澄ゴルフ倶楽部 グリーンキーパー 野呂田 峰